介護を始めたころ、「目標は介護福祉士にしなさい」とよく言われたもんだったな。いつの間にか様々な資格を取った俺だが、この業界に入ったころは介護福祉士は憧れの資格だった。そんな俺だが、今は、ある社会福祉法人の、ちょっとだけ偉い人になっている。介護福祉士受験対策について、今回は語ってみたいと思う。
介護福祉士とは、「身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行ない、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう」と...
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学科試験はいわゆるペーパー試験だが、この一発試験を受ける受験生は3年の実務経験を経ているはずだ。3年という長い期間、高齢者や障害者のケアに入って来て、洋服を健側側から着させると思っている人がいたら、それはその職場が悪い。それくらいは職場で教えて、経験させてやってほしい。そんな職場があったら試験の前に職を変えたほうがいい。一体何をいいたいかと言うと、実務の中で介護的な内容の知識はほとんどわかっているはずだと言うこと。介護知識についてはテキストでの勉強ではなく、過去問題を繰り返し行ったほうが良い。
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次に医療関係についてだが、介護福祉士は平成27年度の養成施設の卒業生から一部の医療的ケアの実施が認められるようなる予定である。それに伴い平成25年度の試験問題には、やや医療的な知識問題が多めだったような気がする。介護福祉士は医療的ケアを含んだ資格だと認識すると医療設問が今後さらに増えてもおかしくはないと思われる。
平成25年度の試験は 「この中から正しいものを選べ」という質問がほとんどで「いやらしい引っ掛け問題は皆無」であった。だからこそしっかり問題をよく読んで、落ち着いて試験に取り組み、ケアレ...
平成25年度の試験は 「この中から正しいものを選べ」という質問がほとんどで「いやらしい引っ掛け問題は皆無」であった。だからこそしっかり問題をよく読んで、落ち着いて試験に取り組み、ケアレ...
介護福祉士受験対策の実技は、正直に申し上げて、いつもどおりやれば受かる。今のところそんなに狭き門ではない。(今後、やたらと狭くなるが・・)逆に落とされるポイントの方を上げたほうが良いかもしれない。
1)安全・安楽への配慮 転倒や転落をさせたら終わりだと思ってほしい。患側への配慮、保護の実施。麻痺側の脇の下へ手を入れてトランスファーをしてはダメ。離床してもらったあとに「ご気分悪くないですか」の一声
2)自立支援、残存機能への活用 簡単に言って、やれるところまでやってもらったか。「腕を前に持っていく...
1)安全・安楽への配慮 転倒や転落をさせたら終わりだと思ってほしい。患側への配慮、保護の実施。麻痺側の脇の下へ手を入れてトランスファーをしてはダメ。離床してもらったあとに「ご気分悪くないですか」の一声
2)自立支援、残存機能への活用 簡単に言って、やれるところまでやってもらったか。「腕を前に持っていく...